国内における米のカドミウム基準値が0.4ppmであるのに対し、海外では、より厳しい基準(※)が設定されており、それに合わせて国内基準が見直されても対応できるようにする必要があります。

米産県である秋田県としては、どこよりも早くカドミウム低吸収性品種を導入し、従来の「あきたこまち」から「あきたこまちR」に切替えることで、国内外の消費者に、これまで以上に安全な米を安定的に供給し、食料供給基地としての使命をしっかりと果たしてまいります。

生産者や実需者、消費者の方々に対しては、丁寧な説明と科学的知見に基づく正しい情報の発信により、周知と理解醸成に努めてまいります。 

※海外における米のカドミウム基準値は、香港、シンガポールで0.2ppm、EUで0.15ppmとなっています。

【 秋田県からのお願い 】
現在、SNS等で、カドミウム低吸収品種「あきたこまちR」に関して不安を煽る情報や、県内農業者など個人に対して誹謗中傷と受け取れる発信が目立っております。
特に、個人に対するインターネット上の誹謗中傷は、軽い気持ちであっても許されるものではなく、内容によっては名誉毀損罪や侮辱罪等の刑事事件に問われる場合があります。
なお、県としましては、引き続き、県ウェブサイト等で科学的知見に基づく正しい情報発信を行うとともに、関係機関と一体となって、生産者や消費者の方々の理解促進に努めてまいります。
「あきたこまちR」に関心の高い皆様方におかれましては、冷静な判断と行動を何卒よろしくお願いします。 
 ※警察庁「インターネット上の誹謗中傷等への対応」を参考にしてください。                
 https://www.npa.go.jp/bureau/cyber/countermeasures/defamation.html

美の国あきたネット:水稲新品種「あきたこまちR」を紹介します!【R6.2.29更新】

関連情報(一般社団法人 日本育種学会)

関連情報(農林水産技術会議)

各種リーフレット


参考資料






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