納豆汁
技術提供者:横手市平鹿郡生活研究グループ協議会
地元で取れた山菜や野菜をふんだんに入れた熱々の納豆汁は、子どもから大人まで喜んで「ふうふう」しながら食べます。 お正月等に鍋にたくさんつくり、温め直しながら食べる習慣は今でも残っています。
県北の一部でも食べられますが、主に県南地域で盛んに作られているようです。
材料および分量(5人分)
| 納豆 | 150g |
| 味噌 | 120g |
| 煮干し | 5~6匹 |
| 芋の子 | 中3~5個 |
| 豆腐 | 1/2丁 |
| 山菜の塩出ししたもの(わらび、サク) | 100g |
| きのこ(なめこ、沢もたし) | 100g |
| ぜんまい(もどしたもの) | 50g |
| ネギ | 1本 |
| 油揚げ | 2枚 |
| からし菜（塩漬けしたもの） | 50g |
作り方
- 芋の子は皮をむき小さめに切る。わらびやサクなどの山菜は２センチ長さに切る。
- 豆腐はさいの目切り、油揚げは１センチの長さにする。
- ネギは細かく刻んでおく。
- からし菜は細かく刻んでおく。
- 煮干しでだしを取り、汁に1)の芋の子・山菜・きのこ類を加え、煮えたら2)の材料を入れる。
- 納豆をすり鉢ですりつぶし、5の汁を少しずつ加えて溶き混ぜる。
- 5に味噌を入れて一煮立ちしたら、6の納豆の溶き汁を加える。（煮立てないようにする）
- 7をお椀に盛り、ネギやからし菜の刻んだものを上にのせる。
調理子のコツ
- 納豆を入れてからは、煮立てないように火を加減する。
- 好みによってせり、みつば、たかなの葉（塩漬けした物）を加えても味が引き立つ。
