農業 藤里町

第1回 新緑と棚田での田植え体験について

白神山地のふもと藤里町横倉集落で、山間のきれいな湧き水の流れる、田んぼや畑で農作業体験などの体験プログラムを通じ、地区住民とともに『横倉の棚田』を保全していく取り組みを行っています。

この取り組みを行っているのは、(株)白神ぶなっこ教室(佐尾和子代表)で、県の農山漁村コミニティビジネス総合推進事業を活用して、閉校になった小学校の校舎を活用して里山体験や地元の伝統芸能実習など、いろいろな体験プログラムを実施しています。

平成23年6月4日(土)には第1回目の棚田での田植え体験が行われ、棚田のサポーター(オーナー)募集に応募された20名以上の参加者による田植えやクレソン採集などが実施されました。

今回は、この時の様子を中心に藤里町横倉の棚田を紹介します。

棚田の風景

いろいろな形の田んぼが、曲がりくねった山道沿いに、たくさんあります。「日本の原風景」という言葉がピッタリです。

参加者による田植えの様子

参加者が一本一本、手植えしました。

昔ながらの「かた」を使って植えたので、初心者でもキレイに植えることができました。

子供達も大活躍

泥まみれになりながらも、とても楽しそうです。

イワナの炭焼き

田植え後の昼食は、近くでとれたイワナの塩焼きです。

労働の後の楽しい食事

参加者全員で、地元食材や山菜を豊富に使った料理を囲んでの昼食会です。

クレソンの摘み取り

世界遺産である白神山地を源流とする、きれいな水を使って栽培されたクレソンを摘み取りました。

参加者で記念写真撮影

自分達で田植えを行った棚田を眺めながら、記念写真を撮影しました。

オタマジャクシ発見!

田植えを終え、半月ほど経った田んぼのなかでは元気なオタマジャクシがたくさん泳いでいました。

第2回 ブナと水と蛍の里で棚田ツアー

白神山地の麓、きれいな湧き水の流れる藤里町横倉集落で、田んぼや畑での農作業体験など年3回の体験プログラムへの参加を通じ、地区住民とともに『横倉の棚田』を保全していくサポーター(オーナー)を募集する取り組みを行っています。

この取り組みを行っているのは、(株)白神ぶなっこ教室(佐尾和子代表)です。閉校になった小学校の校舎を活用して里山体験や地元の伝統芸能実習など、いろいろな体験プログラムを実施している団体です。

平成23年7月30日(土)~31日(日)には第二回目の棚田体験プログラムが行われ、夏休み中の子どもたちを中心に、田んぼの草取りや自然観察教育林散策などの楽しいメニューが行われました。

当日のオーナー田の様子

春に植えた稲は立派に育っています。奥に見えるのは地主の市川博之さんのお宅です。

草取りについての説明 その1

地主の市川博之さんの説明を真剣に聞いています。(なかには田んぼが気になってよそ見をしている子も…)

草取りについての説明 その2

雑草についての説明を受けています。
(くれぐれも稲を抜かないでね~。 はーい。)

がっちり握手!?

長靴が抜けなくなってしまい、市川さんから手伝ってもらっています(固い握手を交わしている訳ではありません)

昼食は流しそうめん その1

白神ぶなっこ教室の中嶋さんの手作りの「流しそうめん台」です。

昼食は流しそうめん その2

いざ、そうめん流し開始!!中央でそうめんを流しているのは、今回のツアーを企画した「白神ぶなっこ教室」代表の佐尾和子さんです。

地元のトマト、最高!

朝、取れたてのトマトをそのままガブリ!
青空の下で食べるトマトはおいしさ倍増です。

午後は藤琴川で水遊び

子どもたちお待ちかねの水遊びタイムです。この川にはどんな生き物がいるんだろう…

岳岱散策

2日目は岳岱散策です。ガイドの市川善吉さんは白神の環境保護にとても熱心で、白神山地にとても造詣が深い方です。

一枚の岩に植物は何種類?

鳥が種を運んできて、現在では12種類の植物がこの1枚の岩の上に生えているそうです。

マタギの寝泊まりした岩

昔の人はこの岩の下で夜を過ごし、熊狩りに出かけていたそうです。ガイドさんが案内してくれるからこそ聞けるエピソードってありますよね!

ブナの音を聞く

ブナの幹に聴診器をあてて、水が流れている音を聞いています。子どもたちは興味津々で順番待ちの状態です。

駒踊りの衣装試着 その1

岳岱散策のあとは、約400年の伝統がある藤里町の「駒踊り」をビデオ鑑賞してから、実際に衣装の試着です。

駒踊りの衣装試着 その2

衣装試着が行われた白神ぶなっこ教室は、以前は藤里町立坊中小学校舎として使われていました。当時の児童の作品なども残っています。

第3回 あき!黄金色の棚田で稲刈りツアー

白神山地の麓、きれいな湧き水の流れる藤里町横倉集落で、田んぼや畑での農作業体験など年3回の体験プログラムへの参加を通じ、地区住民とともに『横倉の棚田』を保全していくサポーター(オーナー)を募集する取り組みを行っています。

この取り組みを行っているのは、(株)白神ぶなっこ教室(佐尾和子代表)です。閉校になった小学校の校舎を活用して里山体験や地元の伝統芸能実習など、いろいろな体験プログラムを実施している団体です。

平成23年10月8日(土)~9日(日)には第3回目の里山体験プログラムが行われ、春に田植えした稲の収穫や横倉集落の散策、小岳登山などのメニューが行われました。秋田県内はもとより、首都圏からも多数の参加者があり、充実した内容となりました。

稲刈りレクチャー その1

稲刈りのやり方を教わっています。
簡単そうに見えて、実は奥が深い!?

稲刈りレクチャー その2

刈り取った稲を束ねます。

いざ!! 稲刈り

参加者による、実際の稲刈り作業が始まりました!

見るのとやるのでは大違い!?

なかなかうまく束ねることができず、市川さんに手伝ってもらいました。簡単なようでなかなか難しいです。

コサメニモマケズ

途中、小雨が降ってきましたが作業は順調に進みました。

こだわりの手作業

昔ながらの天日干しによる自然乾燥です。
稲は乾燥させて精米した後、各オーナーに届けられます。

作業の合間に記念写真

作業が一段落ついたところでみんなで記念撮影です。

待望の昼食です!

お昼は外でおにぎり&豚汁です。
みんなと食べると楽しさもおいしさも倍増ですね。

午後は横倉・水無沼散策

食事の後は、山歩きガイドの市川善吉さんのガイドによる里山散策です。

味噌造り体験

藤里町清水岱地区にある「白神の恵 体験工房」に移動して味噌造りに挑戦です。
できた味噌はお土産として持ち帰ります。

白神の恵 体験工房

秋田県藤里町粕毛字清水岱7-1
電話番号:0185-79-1540

小岳登山に挑戦 その1

二日目は秋田県と青森県との境にある小岳(標高1,042m)登山です。約2時間程度で山頂まで昇ることができます。

小岳登山に挑戦 その2

小岳山頂付近は低木で覆われていて眺望は抜群です。

また、山頂付近は世界遺産「白神山地」の緩衝地域となっております。

小岳登山に挑戦 その3

この日は快晴で、遠くは青森県の岩木山まで眺めることができました。こんなすばらしい景色を見られたら疲れも忘れてしまいますね。

小岳登山に挑戦 その4

登頂後はみんなでお昼ご飯をいただきます。稲刈り後のおにぎりも美味しいですが、山頂で食べたおにぎりも絶品でした。

今年度の棚田体験プログラムは終了しました。

今年度の体験プログラムに終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
来年度も素敵なプログラムを用意して皆様のご応募をお待ちしております!
これからも藤里町横倉地区の棚田保全にご理解とご協力をお願いします。

白神ぶなっこ教室(秋田県山本郡藤里町藤琴字上坊中86) 

電話番号0185-79-3130
FAX番号0185-79-3021
メールアドレスbunakko@nifty.com

東京連絡所

電話番号 03-3207-7727
FAX番号03-3207-7771(海洋工学研究所内)

取材協力:藤里町横倉集落、白神ぶなっこ教室「白神の恵 体験工房」

お問合せ先

お問合せ先秋田県山本地域振興局 農林部 農業振興普及課 企画・振興班
住所〒016-0815 秋田県能代市御指南町1番10号
電話番号0185-52-2161
FAX番号0185-54-8001

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