
鮭の塩辛
技術提供者:佐々木タカ/にかほ市(象潟地区)

象潟町の漁家の女性たちは、秋に水揚げされる鮭を、新巻きにしますが、さらにその身を利用して塩辛にして食べます。
日本海の漁家の味は、酒の肴や白いごはんにぴったりです。
材料および分量
新巻鮭 | 中1本 |
米 | 600(4合) |
麹 | 400g |
塩 | 100~150g |
砂糖 | 30g |
酒 | 100cc |
みりん | 100cc |
イクラ | 少々 |
作り方
- 鮭は三枚におろす。
- 腹のところは骨に沿って斜めに切り落とし、縦半分に切り、さらに薄くそぎ切りにする。。
- 鮭の塩加減の薄い時は、塩をふり酒50cc、みりんも入れ、鮭と混ぜておく。
- 米4合を炊き、蒸して熱いうちに麹、砂糖、塩、酒と混ぜておく。
- 冷めたら容器に4と3を交互に漬ける。最後はしっかりと押してラップをかけ、ふたをして重石をかける。
※重石はビニール袋に塩500gを入れて塩袋を作り、これをあげておくと全体的に平均的に重石がかかる。
調理のコツ
- 7日~10日たったら、上下かき混ぜること。イクラも入れる。
- 温度の低い所におくこと。
- 3週間でも食べられるが、1ヶ月おいた方がより美味しくなる。
- 長くおくと麹が柔らかくなりすぎるので、冷凍して保存すると美味しく食べられる。