きゃのっこ汁
技術提供者:草皆ミチエ/五城目町
1月15日からの小正月は、年末年始のいろいろな行事も済み、ようやくほっとするときで、ことに女性たちは待ちこがれ「女の正月」とも言われていました。
何回も台所に立たなくても良いようにきゃのこを大鍋でつくり、小正月中食べていました。
材料および分量
大根 | 1kg |
人参 | 200g |
さつま芋 | 400g |
長芋 | 500g |
ふき(塩抜きした物) | 150g |
わらび(塩抜きした物) | 150g |
竹の子 | 200g |
焼き豆腐 | 200g |
油揚げ | 4枚 |
ずんだ豆 | 青豆粉 500g 餅米粉 100g 塩 少々 |
しいたけ | 4~5枚 |
金時豆 | 80g |
ゆり根 | 100g |
ぜんまい(もどしたもの) | 150g |
栗の甘露煮 | 200g |
じゃが芋 | 1kg |
かつお節 | 少々 |
昆布 | 少々 |
塩 | 少々 |
味噌 | 適量 |
※台所にある材料をなんでも使って作る。
作り方
- 青豆粉と餅米粉を合わせ、それに塩少々と水を入れ、よくこねる。これを小判方に丸めて焼きずんだを作る。
- 煮干し、昆布、かつお節等でだし汁を作っておく。
- 大根はサイコロ切りにし、柔らかくなるまでゆでる。
- さつま芋はやや大きめに切り、金時豆は柔らかく煮ておく。
- 他の材料は一口大の大きさに切り、大鍋に入れ、だし汁で煮る。
- 5がだいたい煮えたら、大根、さつまいも、を入れ、味噌を入れとろ火でゆっくり煮込んで味を付ける。(中火)
- 最後にずんだやゆり根を入れる。
調理のコツ
ずんだやゆり根など煮くずれしやすい物は後から入れること。
※ 食べるときは、その都度小鍋に取り温めて食べる。