かまぶく
技術提供者:高清水規子/大館市
県北地方では、米の粉で作った口取り菓子の巻物のことをかまぼこに見立てて「かまぶく」と言います。
今でも祭りや不祝儀などの一品として作られます。米粉だけでつくる場合もありますが、じゃがいもを使ったものもあります。
材料および分量
白い生地
つぶしたジャガイモ | 1.5kg |
白砂糖 | 1kg |
もち粉 | 800g |
うるち粉 | 600g |
塩 | 小さじ2 |
小豆の生地
つぶしたジャガイモ | 250g |
白砂糖 | 1kg |
塩 | 少々 |
練りあん | 500g |
もち粉 | 500g |
作り方
- じゃかいもは茹でてから皮をむき、さらにつぶして、白砂糖、塩小を入れて混ぜる。これにもち粉とうるち粉を入れ、手で混ぜ合わせて「白い生地」をつくる。
- 次に小豆の生地のじゃがいも、白砂糖、塩を混ぜ合わせ、さらに練りあんを加えて混ぜ、最後にもち粉を入れて混ぜ合わせて「小豆の生地」を作る。
- 白い生地を棒状にしてから薄くのばす。小豆の生地も同様にのばし、白い生地に重ねて渦巻き模様に巻いていく。
- 蒸し器で1時間半くらい蒸し、冷めてから切り分ける。