奥山 和宣さん(湯沢市)
プロフィール紹介
- 秋田県立農業短期大学を卒業後、スーパーマーケットでの勤務を経験し、平成23年に就農。平成27年には秋田県青年農業士として認定。
- 楽農喜族「Yuzawa」(農業近代化ゼミナール)の副会長、三関果樹勉強会の会長を歴任。
- 平成31年4月に(株)CRASを設立し、代表取締役に就任。
- 趣味は、農業に関係すること(例えば食育など)をあれこれと考えること。
- 年に数回、地元の若者と野球をして親睦を深めつつ、体力増強にも励んでいる。
就農のきっかけは?
- 農業は、3K(きつい・汚い・危険)のイメージが根強く、頑張りが反映されない職業だと考え、一旦は家業の農業を離れてスーパーの営業職に就職。
- スーパーの青果物コーナーで県外産果物を見た時、「実家の果物の方がずっと品質が良い!農業こそ頑張りが反映される職業だったのでは?」と思い直し、平成23年に就農。
- 手塩にかけて果物を育てると、消費者が喜んで購入してくれて、リピーターも獲得出来るようになり、「農業こそ頑張りが反映される!」と実感した。
現状の取組は?
- (株)CRASとしての作付面積は、りんご40a、おうとう(サクランボ)45a、セリ40a(18棟)
- 地域ブランドである「三関せり」を守りたい!との思いから、若手3名でクラウドファンディングも駆使して資金を調達し、(株)CRASを立ち上げた。
- 会社の名前は、地域の特産である「cherry(チェリー)、rice(ライス)、apple(アップル)、seri(セリ)」の頭文字から。
ラテン語では「明日」の意味になり、みんながこの場所に「暮らす」という意味も込めている。
- 三関せりやサクランボ等の安定生産と後継者の育成に尽力しており、「三関果樹勉強会」の若手が生産したりんごやサクランボは、ふるさと納税の返礼品として新たな販路開拓に繋がっている。
- 農業を「5K」(こだわり・興味・感動・稼げる・かっこいい)にしたいと考えて、新たな取組を展開中。
新規就農者へのメッセージ!
- 農業は3Kのイメージがまだ残っていると思いますが、このイメージが「5K」に変わるよう頑張ってください。
- 妥協せずに前に進むことで成し遂げられます!