大雨被害 農業

今回の大雨に際しては、事前の降雨情報を踏まえ、防潮水門上流(調整池側)の水位と防潮水門下流(海側)の水位を監視しながら、防潮水門を操作し事前の調整池の水位低下や降雨時の放流を実施しました。その結果を時系列で紹介します。

(1)大雨前

日付 時間対応・結果
7月
13日
ー      「洪水放流基本計画」を踏まえつつ、防潮水門の開放により事前放流を行った。
7月
13日
16:00頃事前放流により、防潮水門上流(調整池側)の水位を可能な限り低下させた結果、調整池の水位は標高プラス0.65mとなった。
7月
14日
5:00まで防潮水門2~4門を開放し水位を調整していたが、風の影響で防潮水門下流(海側)の水位が上昇し、防潮水門上流(調整池側)の水位を上回る可能性があったため、海水が調整池内に逆流するのを防ぐため全門閉鎖した。
7月
14日
10:00頃防潮水門下流(海側)の水位が防潮水門上流(調整池側)の水位を上回った。

(2)大雨後

日付 時間対応・結果
7月
14日
14:00頃以降防潮水門下流(海側)の水位が防潮水門上流(調整池側)の水位を下回りつつ、水位が逆転する見込みが低くなったため、水門1~3門の開放により調整池の水位低下を図った。
7月
15日
3:00頃以降風の影響で防潮水門下流(海側)の水位が上昇し、防潮水門上流(調整池側)の水位を上回ったことから、海水が調整池内に逆流するのを防ぐため全門閉鎖した。
7月
15日
7:50頃~防潮水門上流(調整池側)の水位が防潮水門下流(海側)の水位を上回ったことから、防潮水門を4門ずつ順次開放し、8:50頃全門(12門)解放した。
7月
16日
0:00~2:00頃防潮水門上流(調整池側)の最大水位が標高プラス1.25mとなった。
7月
17日
19:53降雨が終了した後、防潮水門上流(調整池側)の水位が標高プラス0.7mまで低下したことから、調整池の水位確保のため全門閉鎖した。

※関係市町村及び関係農家団体と協議し定めた「洪水放流基本計画」において、7月の調整池の水位は緊急時においては標高プラス0.7mまで下げることが可能としています。なお、想定外の降水量の場合、可能な限りの対応を実施することとしています。

  

美の国あきたネット(秋田県公式サイト):令和5年7月14日からの大雨に対する防潮水門の管理について

お問合せ先

お問合せ先秋田県 農林水産部 農地整備課 水利整備・防災チーム
住所〒010-8570 秋田県秋田市山王4丁目1番1号
電話番号018-860-1830
FAX番号018-860-3863

ページトップへ戻る