令和6年度農作物病害虫発生予察情報 発生予報 第1号(5月予報)
令和6年度農作物病害虫発生予察情報 発生予報 第1号(5月予報)を発表しました。
詳細は病害虫防除所ホームページからご覧いただけます。
【予報の要点】
■ 水稲
- いもち病の発生量は平年並と予想されます。育苗施設の周辺や施設内に稲わら・籾殻を置かないようにし、育苗期いもち防除を必ず実施してください。
- イネキモグリバエの発生量は多いと予想されます。前年多発したほ場では、畦畔の除草や育苗箱施用剤による防除対策を行ってください。
■ 小麦
- 赤かび病の感染時期は早いと予想されます。本年は小麦の生育が進んでいるため、開花始期の防除が遅れないように注意してください。
■ 大豆
- ネキリムシ類の発生量は平年並と予想されます。播種前にほ場内やほ場周辺の除草を行ってください。また、タマナヤガは飛来性害虫であり、急激に発生量が増加することがあるため、今後の予察情報に注意してください。
■ 野菜
- えだまめのネキリムシ類の発生量は平年並と予想されます。例年被害が見られるほ場では、薬剤を塗沫処理した種子を播種するなどの防除対策を行ってください。
■ 花き
- りんどうのリンドウホソハマキの発生時期は早いと予想されます。ほ場を観察して、成虫や食害痕等が認められたら直ちに薬剤防除を行ってください。
■ 果樹
- りんごでは、腐らん病の発生量がやや多いと予想されます。樹体検診を実施し、早期発見に努め、適切な処置を行ってください。また、黒星病の発生時期が早いと予想されるため、開花期前後の防除を遅れずに実施してください。
- なしでは、黒星病の発生量が多いと予想されます。開花期前後の防除を徹底してください。
- りんご、なしでは、果樹カメムシ類の発生時期がやや早いと予想されますので、飛来状況をよく観察してください。
美の国あきたネット(秋田県公式サイト):【発生予報】 農作物病害虫発生予察情報(令和6年4月24日更新:第1号(5月予報))
お問合せ先
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