林業 仙北市

仙北地域振興局管内は、十和田八幡平国立公園や真木真昼県立自然公園など、自然の豊かな深山が広がっています。

豪雪や山地災害など厳しい自然環境ではありますが、その厳しさと裏腹に、人間では創造できない美しく豊かな恵みをもたらしてくれます。

特に、雪消えの早春は、秋田の人々に強い生きる力と感動を与えてくれます。

仙北市玉川地区は、秋田県有数のタケノコ採りのメッカであり、深い奥山に入ると500円硬貨程の太さの美しい薄ピンク色のタケノコに出会えます。

ただし、入山に当たっては遭難に充分注意しましょう。

第1回 ブナの新緑と残雪について

深山におけるブナの新緑

厳しい冬が終わり沢部に残雪を残しながらも、深い森が目を覚まします。

深山におけるブナの新緑

樹齢200年以上の天然のブナ林も、5月中旬から6月にかけて新緑の葉を伸ばします。 冬眠していたクマも目覚める頃です。

残雪の様子

沢部や雪の溜まった鞍部、太陽の当たらない斜面は雪解けが遅くなります。新緑と残雪のコントラストが美しいです。

服装に注意

春だからといって軽装はいけません。 風を通さぬ上着やカッパは持って行きましょう。

タケノコの様子

雪消えの早い場所から順次タケノコが発生します。 採取する場所が限られてくるため、冬眠から目覚めたクマ(タケノコ好き)がライバルです。

秋田でタケノコと言えば

正式にはチシマザサの新芽である。太い竹の有るところでなければ、太いタケノコは採れない。

早春の山野草の様子

ノビネチドリの咲いている様子。

早春の山野草の様子

シラネアオイの咲いている様子。

最高の食材

天然の山菜は、完全なる無農薬・無科学肥料によって自然が育てた食材です。
灰汁(あく)があったり、トゲがあったり、毒草にそっくりな山菜もありますので、山菜採りのプロに教えてもらいながら挑戦してみましょう。
野山を歩いた後の疲れたからだと晩酌と旬の山菜は格別です。

お問合せ

お問合せ先秋田県仙北地域振興局 農林部 農業振興普及課 企画・振興班
住所〒014-0062 秋田県大仙市上栄町13番62号
電話番号0187-63-6111
FAX番号0187-63-6104

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