担い手 農業

「あきたアグリヴィーナスネットワーク」とは? 

あきたアグリヴィーナスネットワークは、県内の女性農業者が、研修会や販売会、情報交換を通じて、お互いの交流を深めるための組織です。

「あきた女性農業者“起業ビジネス塾”(平成28年~令和3年)」の卒業生を中心にして令和元年7月に設立しましたが、「農産加工を行っている人」だけでなく、「これから加工を始めたい人」や「直売や農家レストランなどの起業活動に興味がある人」も含めて、幅広い会員が集まって活動しています。

【会員】

会員数は45名(令和7年5月現在)で、随時、会員を募集しております。

農産加工や直売活動などの起業活動に意欲のある県内の女性農業者(年間従事日数60日以上)であれば、誰でも入会可能です!

会員募集の詳細はこちら

【会員の商品の紹介】

©R-room

※商品は瓶や袋などのパッケージに入った物で、写真は使用例のイメージです。

令和6年度のネットワークの活動状況の一部をご紹介します!

目次

(1)急速冷凍機器”ブラストチラー”体験研修会

(2)果樹用農業機械取扱研修会

(3)会員ほ場視察研修会

(4)西武秋田店での販売コーナー

(1)急速冷凍機器”ブラストチラー”体験研修会(令和6年12月17日)

農産物や加工品に使用する急速冷凍機器「ブラストチラー」の活用方法を学ぶため、フクシマガリレイ㈱を招き、体験研修会を開催しました。

急速冷凍による味・栄養成分の変化や、冷凍に向いている食品の特徴などを学んだ後、実際にブラストチラーを使用した凍結実験を行いました。参加者が持参したほうれんそうやりんご、トマトソース、パン生地などを凍結させて、急速冷凍の効果を体験しました。

凍結保存された野菜を使って、スチームコンベクション(加熱調理器)を使用した調理実習も行いました。

急速冷凍や加熱調理機器を活用することで、効率よく食品を加工できることがわかりました。

調理実習後は、急速冷凍保存された食材を使った煮物やパンなどを試食し、おいしさを実感しました。

参加者食品の冷凍方法や、機器導入の参考になったようでした!

(2)果樹用農業機械取扱研修会(令和6年8月21日)

「農業機械の基本操作やメンテナンスを学びたい」という声から、令和5年度に仙北市で女性農業者対象の農業機械取扱研修会を開催しましたが、令和6年度は鹿角市で開催しました。

県北地域は果樹栽培が盛んなため、主に果樹用農業機械の取扱方法やメンテナンス方法について、㈱ISEKIアグリ、㈱ヰセキ東北を招き学びました。

初めに、座学で農業機械の基本的な操作方法や安全使用について学びました。

ほ場では、刈払機、乗用モア、スピードスプレーヤの実際の操作方法やメンテナンス方法を実践を交えながら学びました。

初めて操作する参加者は、実際に操作してみることで、手安全に扱うためのポイントを身につけることができました。普段から操作している参加者は、日頃の疑問を解決できました。

「操作の基本をイチから学べて勉強になった」「機械を長持ちさせるためのメンテナンスの大切さがわかった」という声が聞かれ、女性農業者のスキルアップにつながる研修会となりました。

(3)会員ほ場の視察研修(令和6年10月29日)

「他の会員のほ場を見学したい」という声から、令和6年度に新たに加入した会員のほ場を視察しました。

参加者は、新規会員の栽培状況や加工品に興味津々です。

ししとうの収穫作業を体験しながら、栽培や農産加工に関して意見交換しました。

商品の販売方法や今後取り組んでみたいことなどを話し、お互いの活動に対する理解を深め、日頃の悩みも共有できた時間でした。

(4)西武秋田店での販売コーナー(令和7年2月~)

西武秋田店で「あきたアグリヴィーナス」商品の常設販売コーナーの出店を開始しました。

【場所】西武秋田店地階 生鮮売場
【時間】10:00~19:00(金・土は~19:30)
   ※西武秋田店の営業時間に準じます

会員が作ったこだわりの農産加工商品を販売していますので、ぜひお立ち寄りください!

参考ページ

お問合せ先

お問合せ先秋田県 農林水産部 農業経済課 調整・六次産業化チーム
住所〒010-8570 秋田県秋田市山王4丁目1番1号
電話番号018-860-1763
FAX番号018-860-3806

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