農業 由利本荘市

飼料価格が高騰し、畜産農家の経営が苦しくなっている中で、飼料の自給率向上を目的に水田を活用した飼料生産の拡大が必要となっています。

その取組の一環として、飼料用稲を刈らずに牛に食べさせる「立毛(りつもう)放牧」の実証試験を9月1日から開始しました。

第1回 飼料用稲を刈らずに牛に食べさせる「立毛放牧」の実証試験を行っています

馴らすための放牧です (8月21日撮影)

馴らすための放牧を8月に行いました

電線を潜って食べる練習です (8月21日撮影)

電線を潜って食べる練習をしています。

実証試験ほの準備です

実証試験ほの準備です。電気を流す牧柵の支柱を等間隔に打ち込みしています。

有刺鉄線と電線を張っています。

ソーラー発電です

電線には、ソーラー式電牧器から電気を流します。

電気が流れています

電線には、8,500ボルトの電流が流れています。

水飲み場です (9月1日撮影)

ほ場内に設けた水飲み場です。水は沢から引いてきています。とても冷たいです。

放牧開始です (9月1日撮影)

いよいよ放牧の開始です。ほ場は前日の雨でちょっと柔らかい状況です。

実証試験ほの全景です (9月5日撮影)

牛がゆったりと休んでいます。
手前(左側)が食べ終わった所で、奥(右側)がこれから食べていく所です。

牛が稲を食べている風景です (9月8日撮影)

電線をうまく潜って食べています。

真ん中に張っている電線からは、2株目の稲まで舌が届き食べます。

 地際まで食べます。

実証試験の内容

  • 試験ほの面積27a(内訳:稲の部分20a(品種:あきたこまち)、牛の休憩所7a)
  • 放牧頭数4頭(黒毛和種繁殖雌牛)

※放牧は、稲の周囲に前線を張って電気を流し、逃げ出さないようにしています。
牛が稲を食べる時は、電線の下から首を潜らせて食べます。

取材地区:由利本荘市鳥海地区

お問合せ

お問合せ先秋田県由利地域振興局 農林部 農業振興普及課 企画・振興班
住所〒015-8515 秋田県由利本荘市水林366番地
電話番号0184-22-7551
FAX番号0184-22-6974

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