仙北地域のそらまめ
初夏の味覚そらまめ。本県は本州最後の産地として約23haで作付けされています。
当仙北地域はその大半、約15haの作付がなされており、100人を越える生産者が頑張っています。
そらまめは、雪消えと同時に植え付けが出来るよう、前年秋に圃場の準備を行います。2月には種が播かれ、遅くとも4月の上旬までには植え付けが行われます。この時期はまだ寒く、年によっては雪が降ったり霜が降ったりしますが、そらまめは寒さに強く多少の物なら何ら悪影響を受けません。5月の連休明け頃から開花が始まり、6月の中旬頃から収穫が始まります。そらまめの収穫適期は短く、わずか10日~2週間の期間ですが、気温が高くなる7月上旬までが収穫期です。
収穫作業は、早朝から始まり、そらまめの品温が高くなる前に取り終わるようにします。調整・箱詰めされた物はすぐ、予冷庫に入れられ品質低下を防ぎます。主に京浜地方に出荷されますが、関西市場にも一部が出荷されています。
第1回 今、そらまめは花盛り!
そらまめ圃場の様子
そらまめ圃場です。草丈は50~60㎝。1株当たり、わき芽も合わせて6本前後が立っています。
移植時の様子
そらまめは、雪消えと同時に植え付けが出来るよう、前年秋に圃場の準備を行い、遅くとも4月の上旬までには植え付けが行われます。
この圃場では、3月の20日から移植を行っています。
そらまめの花の様子
圃場にはいると素晴らしく良い香りが漂っています。
こちらは早生種です、やや紫がかった花が満開です。
花盛りのそらまめ
圃場にはいると素晴らしく良い香りが漂っています。花も品種によって白い物や、やや紫がかった物があります
取材協力:仙北市神代地区 そらまめ栽培農家
第2回 日々、そらまめは大きくなっています!
そらまめ圃場の様子
そらまめ圃場です。草丈は80㎝前後。明るい日光を浴びて日々栄養を取り込んでいます。
さやの様子①(花納まり直後)
そらまめは、花納まり後小さなさやが徐々に見えてきます。
さやの様子②
小さなさやが見え始めて日々大きくなってきています。莢の肥大には豊富な日照と水分が必要です。
さやの様子③(肥大始め)
今は最大7~8㎝程度ですが、収穫時には15㎝以上まで大きくなります。収穫までもう少しです。
そらまめ部会現地研修会の様子
こちらは生産部会の現地研修会のヒトコマです。より良い生産物を消費者に届けるため、日々の研鑽に務めています。
花盛りのそらまめ
日々、さやの肥大が進んでいます。6月の3週目には収穫が始まる見込みです。
父の日に感謝を込めて、ビールのおつまみなどのご活用下さい。
取材協力:仙北市神代地区 そらまめ栽培農家(JA秋田おばこそらまめ生産部会)
第3回 そらまめの収穫が始まりました!
そらまめ圃場の様子
収穫期になったそらまめ圃場です。草丈は90㎝前後。好天に恵まれ上々の作となりました。
収穫期のそらまめ
収穫期のそらまめです。さやを天に向けて実るので”空豆”とも、蚕が作るまゆの形に似ているから”蚕豆”と書くこともあります。
収穫の様子
さやの品温が低く保てる、早朝の気温が低い時間帯から収穫作業は始まります。
収穫されたそらまめ
収穫され山積みのそらまめ。この後予冷され、品質を保ったまま消費地に向かって出荷されます。
そらまめ部会目揃い会の様子
生産部会の目揃い会です。生産者個々の収穫基準を揃え、品質のバラツキを無くした物を消費者に届けるため、毎年の出荷の前に必ず行われています。
そらまめの収穫
旬のそらまめ、収穫が始まりました。
父の日に感謝を込めて、とれたての美味しさを是非味わって下さい!
取材協力:仙北市神代地区 そらまめ栽培農家(JA秋田おばこそらまめ生産部会)
お問合せ先
お問合せ先 | 秋田県仙北地域振興局 農林部 農業振興普及課 企画・振興チーム |
住所 | 〒014-0062 秋田県大仙市上栄町13番62号 |
電話番号 | 0187-63-6111 |
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