令和6年度農作物病害虫発生予察情報 発生予報 第5号(9月予報)
令和6年度農作物病害虫発生予察情報 発生予報 第5号(9月予報)を発表しました。
詳細は病害虫防除所ホームページからご覧いただけます。
【予報の要点】
■ 水稲
- 斑点米カメムシ類の発生量はやや多いと予想されます。水田内に出穂したホタルイ類などのカヤツリグサ科雑草やノビエが発生しているほ場、斑点米カメムシ類の発生源となるイネ科植物が主体の牧草地や休耕田などに隣接しているほ場では、出穂期24日後頃に、畦畔を含めたほ場全体に茎葉散布剤を散布してください。農道・畦畔及び雑草地の草刈りをする場合は、稲の収穫2週間前以降に行ってください。
■ 大豆
- マメシンクイガの発生量はやや少ないと予想されますが、連作により密度が高まり、被害が増大しますので、連作ほ場では、9月上旬の防除(1~2回)を徹底してください。
- 食葉性鱗翅目幼虫の発生量はやや多いと予想されます。若齢期での防除を徹底してください。
■ 野菜・花き
- 病害では、きゅうりの褐斑病、炭疽病、トマトの葉かび病、すすかび病、灰色かび病の発生量が多いと予想されます。発病した葉や茎、果実を除去した上で薬剤防除に努めてください。トマトの灰色かび病については、8月27日発表の防除対策情報第13号を参照してください。
- 害虫では、キャベツ(秋冬どり)のコナガ、ヨトウガ、野菜・花き共通のオオタバコガ、ハスモンヨトウの発生量が多いと予想されます。発生状況を確認して防除してください。
■ 果樹
- りんごでは、炭疽病、褐斑病、シンクイムシ類の発生量が、なしでは輪紋病の発生量が多いと予想されます。降雨が続くと予想される場合や発病、被害が認められる園地では薬剤の散布間隔を短くして防除してください。
- ぶどうでは、べと病、晩腐病が多いと予想されます。発病葉、発病果房、巻きひげや枝に残っている穂梗の基部は除去し、適切に処分してください。
関連リンク
美の国あきたネット(秋田県公式サイト):【発生予報】 農作物病害虫発生予察情報(令和6年8月27日更新:第5号(9月予報))
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