なた漬け
技術提供者:横手市平鹿郡生活研究グループ協議会
秋田の代表的ながっこ(漬け物)のひとつで、生だいこんを刃の厚いなたでざっくりと乱きりにすることから「なた漬け」と言います。
荒い切り口から麹の甘みがよく染みこんだ、歯触りの良い漬け物です。
材料および分量
大根 | 2kg |
塩 | 40g |
砂糖 | 60g(1/2カップ) |
甘酒 | 2カップ(できたもの) (糀:1升、もち米:3合、水) |
南蛮(とうがらし) | 小1本 |
作り方
- 大根は皮をむき、なたで適当な大きさに切っておく。
- 切った大根をザルに入れ、ざっと熱湯をかけ、1~2日塩で下漬けする。
- 2の下漬けした大根の水気を切り、甘酒、砂糖を加えて漬け込む。(小口切りにした南蛮をちらす)
- 1週間くらいで食べ頃になる。
1.大根の皮を剥き、なたでそぐように乱切りにする。
2. 大根をザルの上でざっっと熱湯をかけ、おけに移して塩をふる。
3. 良く混ぜる。
4. 1~2日下漬けをする。
5. 桶に溜まった水を切った後、砂糖と甘酒を加える。
6. 南蛮を散らす。
7. 良く混ぜる。
8. 再び重石でつけ込む。
甘酒の作り方
- もち米は良く洗い、半日水に浸しておき、かゆ状に炊いて蒸らす。
- 1が80℃位になったら、糀と水を手早く混ぜ合わせる。(水:ひたひた位)
- 2をふたのある容器に入れ、毛布でよく包み、温かい所で8時間位寝かせる。