かんなかけ餅
技術提供者:山下きよえ/湯沢市(稲川地区)
県南部の稲川地域に伝わる米の揚げ菓子です。
固くなった餅ににかんなをかけて削ってつくります。
材料および分量
餅米 | 1.5升 |
砂糖 | 1kg |
塩 | 70g |
胡麻 | 50g |
食紅 | 少々 |
作り方
- 餅米1.5升を蒸して餅をつき、分量の砂糖と塩を入れて、さらにつく。
- 1のつきあがった餅を約1リットルのぬるま湯が入ったボールにとって良くこね、胡麻や食紅を入れて、さらによくこねる。
- ビニールを敷いた発砲スチロール箱に入れて形を整え(厚さは5cm)、2日から3日置く。
- 固くなったら、発砲スチール箱から取り出し、コンクリートの上に紙を敷いて2日から3日置く。
- 専用の鉋で削り、8cm長さに揃える。(1枚の大きさ 5cm×8cm)
- 直接、風があたるとひびが入るので、屋内に並べて、反り返ってきたら裏返しをする。それを繰り返しながら1週間乾燥させる。乾燥したら缶に入れて保存する。
調理のコツ
- この鉋かけ餅を作る適期は3月中旬です。
- 油で揚げて膨らまして食べますが、油が冷たいうちから入れると、良く膨らみます。