令和6年度農作物病害虫発生予察情報 発生予報 第2号(6月予報)
令和6年度農作物病害虫発生予察情報 発生予報 第2号(6月予報)を発表しました。
詳細は病害虫防除所ホームページからご覧いただけます。
【予報の要点】
■ 水稲
- いもち病の感染量は平年並と予想されます。余り苗は直ちに処分してください。また、水面施用剤(オリゼメート粒剤、ルーチン粒剤)を使用する場合は、移植栽培では6月15日頃、直播栽培では6月23日頃に散布してください。
- 斑点米カメムシ類(第1世代)の発生時期は早い、発生量は多いと予想されます。防除対策情報第1号を参照し、農道・畦畔、休耕田などの除草と水田内除草を行ってください。
■ 畑作物
- 小麦では、赤かび病の発生量がやや多いと予想されます。防除を行っていない場合は、直ちに防除してください。
- 大豆では、ネキリムシ類の発生量が平年並と予想されます。播種前にほ場内やほ場周辺の雑草処理を行うほか、例年被害が見られるほ場では、クルーザーMAXXなどにより防除してください。
■ 野菜
- ねぎでは、べと病の発生量がやや多いと予想されます。予防に努めるとともに発病が見られたら治療効果のある薬剤で防除してください。
- キャベツでは、菌核病の発生量がやや多いと予想されますので薬剤防除を徹底してください。
- えだまめでは、ネキリムシ類の発生時期が早く、発生量が平年並と予想されます。播種前にほ場内やほ場周辺の雑草処理を行うほか、クルーザーMAXXなどにより防除してください。
■ 花き
- りんどうでは、リンドウホソハマキの発生量が多いと予想されます。防除対策情報第2号を参照し、防除を徹底してください。また、ハダニ類の発生量が多いと予想されます。発生初期から薬剤で防除してください。
■ 果樹
- りんごでは炭疽病、輪紋病の発生が多いと予想されます。降雨が続くと予想される場合は薬剤の散布間隔を短くしてください。
- なしでは、黒斑病の発生が多いと予想されます。防除対策情報第3号を参照し、適切に防除してください。
- りんごとなしのシンクイムシ類の発生時期は早い、発生量は多いと予想されます。適期に殺卵剤で防除してください。また、果樹カメムシ類については園内への飛来が多い場合は薬剤で防除してください。
関連リンク
美の国あきたネット(秋田県公式サイト):【発生予報】 農作物病害虫発生予察情報(令和6年5月28日更新:第2号(6月予報))
お問合せ先
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