令和5年度農作物病害虫発生予察情報 発生予報 第5号(9月予報)
令和5年度農作物病害虫発生予察情報 発生予報 第5号(9月予報)を発表しました。
詳細は病害虫防除所ホームページからご覧いただけます。
【予報の要点】
■ 水稲
- 斑点米カメムシ類の発生量はアカスジカスミカメが多い、アカヒゲホソミドリカスミカメがやや多いと予想されます。8月22日発表の防除対策情報第15号を参照し、防除対策を実施してください。
■ 大豆
- マメシンクイガの発生量は平年並と予想されます。連作により密度が高まり、被害が増大しますので、連作ほ場では、9月上旬の防除(1~2回)を徹底してください。また、本年は吸実性カメムシ類の発生が多いため、カメムシ類にも効果のある薬剤を選択してください。
- 食葉性鱗翅目幼虫の発生量は多いと予想されます。若齢期での防除を徹底してください。
■ 野菜
- 病害では、きゅうりの炭疽病とトマトのすすかび病の発生量がいずれもやや多いと予想されます。予防散布に努め、発病を確認したら治療効果のある薬剤を散布してください。
- 害虫では、ねぎのシロイチモジヨトウ、キャベツのコナガ、野菜・花き共通のハスモンヨトウの発生量が多いと予想されます。いずれも若齢幼虫のうちに防除してください。
■ 果樹
- りんごとなしでは、果樹カメムシ類の発生量が多いと予想されます。園内への飛来が多い場合は8月24日発表の防除対策情報第16号を参照し、防除対策を実施してください。
- ぶどうでは、晩腐病の発生量が多いと予想されます。発病した果粒の摘み取りや翌年の伝染源となる巻きひげを適切に処分してください。
美の国あきたネット(秋田県公式サイト):【発生予報】 農作物病害虫発生予察情報(令和5年8月29日更新:第5号(9月予報))
お問合せ先
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