のたや
技術提供者: 佐々木幸/由利本荘市(矢島地区)
さめを使った珍しい料理です。由利地域の内陸で、貴重な魚のあらを無駄にしないために、作られてきた料理です。
「のたや」とは、味噌を使っているので「ぬた」からきたものと思われます。
材料および分量
サメの頭 | 2匹分 |
サメの内臓 | 油2本分 |
大根 | 大1本 |
ネギ | 3本 |
味噌 | 大さじ2 |
酢 | 少々 |
酒 | 少々 |
パセリ | 少々 |
作り方
- サメの頭、内臓はゆでて、頭からは身を取る。
- 大根はおろし器でおろし、から煎りする。(辛味が無くなるまで)
- ネギは小口切りにする。
- すり鉢にサメの内臓(油)をすり潰して味噌を入れ、酢、油で調味する。
- 4に大根おろし、サメの身を入れて混ぜ合わせる。最後にネギを入れる。
- 器に盛りつけパセリを添えて出来上がり。
調理のコツ
- 大根おろしは炒めて冷めてから水分をよく取る(布袋などで絞る)
- 大根おろしは、から煎りして冷めてから水分をよく取る。(布袋などで絞る)