えご
技術提供者:小林スメ子/男鹿市
えごは男鹿の海岸で取れるえご草を、丁寧に洗って煮て作るたいへん手のかかる料理です。こんにゃくにも似た独特の食感で、おかずにも酒の肴にもなります。
精進料理として、法事、お盆などには、なくてはならない料理で、お膳の中では祝い膳の刺身に相当するものでした。
材料および分量
えご草 | 50g |
水 | 1400cc(7カップ) |
作り方
- えご草をきれいに洗う。
- 鍋に1と分量の水を入れ、初めは強火にし、煮立ったら中火でどろどろになるまで40分位コトコト煮る。※煮る時間はその時のえご草により違う。
- 出来上がったら、ミキサーにかけて滑らかにし、バット等の容器に流して固める。※常温で固まるが、固まったえごは、冷蔵庫で保存する。
調理のコツ
えご草をよく洗うこと。
※えご草が煮溶けているので、ミキサーにかけず、すぐに容器に入れて流し固める方法もある。