きりたんぽ鍋
技術提供者:吉原廣子/大館市(比内地区)
秋田の人気の伝統食といえば、きりたんぽ。その発祥は、その昔、山仕事の人やマタギが山でご飯を練ってトリ鍋に入れたり、味噌を塗って食べたのが始まりと伝えられています。
杉の串にごはんを巻いて焼いたきりたんぽが槍の刃のカバーの「たんぽ」に似ているからその名前がついたと言われています。
材料および分量
きりたんぽ | 10本 |
水 | 1リットル |
比内地鶏肉 | 200g |
比内地鶏ガラ | 1羽分 |
マイタケまたは椎茸 | 100g |
糸コンニャク | 1袋 |
ネギ | 3本 |
ゴボウ | 120g |
セリ | 150g |
調味料
醤油 | 100cc |
酒 | 30cc |
塩 | 少々 |
作り方
- 鍋に水とガラを入れてしばらく煮出して、時々アクをすくい取りながら15分くらい煮てダシを取ります。
- 次にガラを取り出して肉を入れて再びアクを取りながら煮ます。
- 2が煮えたら糸コンニャク、一口大に切ったきのこを入れ、煮えたら醤油、酒、塩を加え好みの味にします。
- 3の鍋に二つ切りにしたきりたんぽを並べ入れ、斜め切りしたネギと4から5cmに切ったセリをのせて一煮立ちしたらできあがり。
調理のこつ
きりたんぽは杉の串に巻いて炭火焼きしたものがおいしいが、市販のきりたんぽで真空パックなどの固くなったものの場合、電子レンジで温めて使うと煮くずれが少ない。