
炒り粉かまぶく
技術提供者:小山内恵子/三種町

かまぼこに見立ててつくる米菓子のかまぶくには、先に炒ったもち米の粉を使った炒り粉かまぶくがあります。
色はやや茶色ぽくなりますが香ばしい風味があります。
材料および分量(4~5人分)
もち米※ | 1.5kg(1升) |
片栗粉※ | 1本 |
白砂糖※ | 500g |
塩※ | 少々 |
熱湯 | 700~800cc |
模様の色つけ用
こはぜの砂糖煮(紫)、食用ビートをすり下ろしたもの(赤)、蒸してつぶしたカボチャ(黄) 各少々
作り方
- もち米を厚手の鍋に少量ずつ入れて、弱火で充分炒る。
- 1を粉ひき機で挽いて、炒り粉を作る。
- ※を全部ボールで混ぜてから、3等分する。(3本の巻物ができる)
- 1本分の粉に1と1/4カップ位の熱湯を入れ、手早く粉がなくなるまで手でこねる(でっちる)。ー耳たぶ位の硬さになるようお湯を加減する
- 4の一部に色つけ用の野菜等を混ぜこみ、色つきの生地を作る。
- 好みの模様にして巻き上げ、かまぼこ用のすだれで巻いて表面に型を付ける。
- 残り2本も同じように巻き上げる。
- 模様には、花形、渦巻き、お祝い事用としては、「たばねのし」の模様があります。
- 模様の色づけは添加物を避けるため、あくまでも野菜等の色を利用している。
調理のコツ
- もち米を炒るときには、あまり焦がさぬように、また生炒りにならないように気をつける。
- 熱湯でこねるときには手早く、一気にこね合わせる。こねればこねるほど、しなやかになる。