令和6年度農作物病害虫発生予察情報 発生予報 第3号(7月予報)
令和6年度農作物病害虫発生予察情報 発生予報 第3号(7月予報)を発表しました。
詳細は病害虫防除所ホームページからご覧いただけます。
【予報の要点】
■ 水稲
- 葉いもちの全般発生開始期はやや早い、発生量は平年並と予想されます。余り苗は直ちに処分し、余り苗や感染苗の持ち込みからの伝染を確認した場合は、速やかに防除してください。
- 斑点米カメムシ類の発生時期は早く、発生量は多いと予想されます。水田内に雑草が多発すると、アカスジカスミカメの水田内への侵入が助長されるため、中・後期除草剤の使用にあたっては、発生雑草の草種や生育程度を観察して、適切な薬剤を選択してください。
■ 大豆
- 食葉性鱗翅目幼虫の発生量が多いと予想されます。防除対象がツメクサガの場合は、幼虫の発生初期(若齢期)にエルサン乳剤、トレボン乳剤、フェニックスフロアブルのいずれかを散布してください。
■ 野菜
- 病害では、きゅうりの斑点細菌病が多いと予想されます。予防散布に努めるとともに発病部位(葉、茎、果実)は早めに除去してください。
- 害虫では、ねぎ、トマトのアザミウマ類、きゅうりのアブラムシ類、えだまめの食葉性鱗翅目幼虫が多いと予想されます。発生初期から防除してください。
■ 花き
- 害虫では、きくのアブラムシ類、アザミウマ類の発生量が多いと予想されます。発生が見られたら薬剤を散布し、密度の低下を図ってください。
■ 果樹
- 病害では、りんごの斑点落葉病、褐斑病、なしの黒星病、ぶどうの灰色かび病が多いと予想されます。発病部位の摘み取りや薬剤防除を徹底してください。
- 害虫では、りんごのハダニ類が多いと予想されます。発生が多い園地では直ちに薬剤防除をしてください。また、ぶどうのクビアカスカシバについては防除対策情報第6号を参照し、粗皮剥ぎと薬剤防除をしてください。
関連リンク
美の国あきたネット(秋田県公式サイト):【発生予報】 農作物病害虫発生予察情報(令和6年6月25日更新:第3号(7月予報))
お問合せ先
お問合せ先 | 秋田県病害虫防除所 発生予察チーム |
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