小さな産地から大きく花咲け
〜大館ダリア〜

県北:北秋田地域
(大館市)


北秋田地域
 県では、ダリアの生産拡大を図るため、秋田市雄和にある秋田国際ダリア園と連携して育成した県オリジナル品種「NAMAHAGEダリア」を中心に、生産から販売に至るまで、総合的に支援しており、栽培面積(H29)は全国1位となっています。
 大館市では、平成23年に3戸の農家によって栽培が始まり、令和元年には10戸まで増え、約8万本の出荷が行われています。産地としては小規模ですが、若手生産者が増えるなど、とても活気があります。
 ここでは、定植から収穫・出荷、翌年に向けた作業まで、高品質なダリアを提供するための作業の様子をお届けします!

第4回 来年に向けた作業が行われています!

◎球根の掘り取り作業

球根の掘り取り作業
 露地で栽培されているダリアは、霜が降りると収穫が終了します。
 収穫が終了したダリアの球根を植えたままにしていると、冬の間に凍ってしまい、翌年に使うことができなくなってしまうため、来年に向けて球根の掘り上げ作業を行います。
 球根を傷つけないよう、株の周囲15cm程度の場所にスコップを差し込み、球根がとれないように慎重に掘り上げます。

◎分球作業

球根の掘り取り作業
 ダリアの球根は、一つの株にいくつか形成されますが、全てが利用できるわけではありません。
 ダリアの球根の付け根には「発芽点(赤丸部分)」という翌年の芽となる部分があり、球根に「発芽点」がついていないと、定植しても芽は出てきません。
 生産者は、この発芽点の位置を見極めながら、球根を一つ一つ丁寧に切り分けていきます。

◎球根の保管

9期生も開花しています!
 分球作業によって切り分けた球根は、湿気があると腐敗しやすくなるため、乾燥した籾殻やバーミキュライトと一緒にコンテナ等に入れて保管します。
 球根は暖かすぎると芽を出してしまい、冷えすぎると凍って腐敗してしまうため、5〜10℃で保管するように気をつけます。
 1つの球根が腐敗してしまうと、一緒に保管している他の球根の腐敗の原因となってしまうため、生産者は定期的に球根の保管状態を確認します。






取材協力:JAあきた北 花き部会ダリア専門会
◇記事編集◇

秋田県北秋田地域振興局 農林部 農業振興普及課 企画・振興班 佐々木 裕太
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