花きスマート農業技術実証

男鹿・潟上地区園芸メガ団地
(品目:キク)
秋田地域
 設立6年目を迎える男鹿・潟上地区園芸メガ団地では、約5haのほ場において、小ギクを中心としたキクの栽培が行われており、作業の省力化と需要期安定出荷体制の確立を図るため、令和元年度から2年にわたって、「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」に取り組んでいます。
 実証2年目の今年度は、各作業にかかる時間やコストを分析し、経営の面から導入効果の評価を行うことで、スマート農業技術の普及性について検証します。
 ここでは、ほ場準備から収穫・調整までのスマート農業一貫体系について、動画を交えながら情報提供します!

 ※本実証課題は、農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(課題番号:花B01、課題名:先端技術の導入による計画的安定出荷に対応した路地小ギク大規模生産体系の実証)」(実施主体:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)の支援により実施しています。




第3回 収穫機と選花ロボットの作業を公開しました

収穫期を迎えたキク

収穫期を迎えたキク
 キクの需要期である彼岸を控え、小ギクの蕾が色づいてきています。
 電照操作により、開花期が揃ったキクのほ場において、一斉収穫ができる収穫機や選花ロボットでの作業を公開にて行いました。



収穫機での収穫作業@

収穫機での収穫作業@
 収穫機による一斉収穫を行うため、電照操作によりキクの開花期を揃えました。
 実証を担当する「男鹿・潟上地区園芸メガ団地利用組合」組合長の吉田さんからは、「慣行栽培では、彼岸向けのキクの収穫は10日程度に分散されるが、電照栽培の場合は3日間程度に集約でき、しかも計画的に作業できるのでとても楽になった」と高評価でした。


収穫機での収穫作業A

収穫機での収穫作業A
 一斉収穫機では、キクの倒伏を防ぐために設置したフラワーネットの回収も同時に行う事ができ、省力化につながります。
 組合長の吉田さんは、「一斉収穫機を使用することで、スピーディに収穫作業ができ、身体がすごく楽になった。収穫後、すぐに調整施設に運ぶことができるので、しおれが少なく、鮮度の良い状態で出荷できる。」と評価していました。


選花ロボットでの選花作業

選花ロボットでの選花作業の公開
 収穫機の公開後、出荷調整施設において、選花ロボットの公開も行われました。
 通常、2〜3人で行う選別・下葉掻き・茎の切り揃え・結束の作業を機械で行うため、省力化・省人化が期待できます。
 また、人による選花作業は、作業者の感覚と経験により行われますが、機械では重量を元に選別するため、規格の揃いが良くなることも、大きなメリットの一つです。








◎作業の動画はこちら



取材協力:男鹿・潟上地区園芸メガ団地利用組合
◇記事編集◇

秋田県 農林水産部 園芸振興課 果樹・花き班 太田 智
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秋田県 秋田地域振興局 農林部 農業振興普及課 産地・普及班 佐々木一総
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