花きスマート農業技術実証

大規模花き経営体
(品目:キク)
秋田地域
 小ギクの生産現場では、大規模化に向けた効率的な生産体系の確立が課題となっています。こうした課題に対し、県では、需要期の安定出荷と作業の省力化を図るため、スマート農業の導入を進めることにしており、今年度から2年間、男鹿・潟上地区園芸メガ団地において実証試験を実施します。
 ここでは、ほ場づくりから収穫・調整までのスマート農業一貫体系について、動画を交えながら情報提供します!


 ※本実証課題は、農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(課題番号:花B01、課題名:先端技術の導入による計画的安定出荷に対応した露地小ギク大規模生産体系の実証)」(実施主体:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)の支援により実施しています。




第6回 計画生産・出荷管理システムで
 情報共有を図っています

◎冬期間の親株管理

親株管理が行われています
 冬期間、園芸メガ団地のメンバーは、キクの親株管理をしつつ、今年度の経営実績の取りまとめや次年度の生産計画の検討なを行っています。
 
●親株管理とは
 今年度収穫を終えた株を、親株としてハウス内に植え付けし、病害虫防除や温度管理を行うことで、健全な新芽を発生させる管理作業です。この新芽を翌年の苗として利用します。


◎システム操作研修会

システム操作研修会
 生産計画は「計画生産・出荷支援システム」を活用して行います。
 作業以外の時間を活用して、「計画生産・出荷管理システム」の機能を十分に活用するための勉強会を開催しています。


◎計画生産・出荷管理システムとは

小菊収穫機
 計画生産・出荷管理システムとは、「誰が」「何を」「いつ」「どれだけ」作っているか等の情報をシステム上に蓄積し、集出荷団体(JA等)を含めた産地全体で共有できるシステムです。
 蓄積されたデータに基づいて、品種ごとに出荷見込量を把握できるほか、具体的な作業計画の策定に役立てることができます。


◎まずは出荷計画を入力

◎一斉収穫中です
 まず始めに、生産者は、栽培品種の特性や、作型ごとに出荷計画等の情報をシステムに登録します。登録情報を基に、定植や摘芯など各作業及び出荷の予定日が示されるので、これを参考に作業を進めていきます。
 さらに、実際の作業日や生育状況を入力することで、その後の作業や出荷の予定日が自動的に修正され、より正確な出荷予測につながっていきます。
   


◎出荷予定数量を入力すると・・・

◎刈り取られたキクは
 出荷時には、生産者が規格ごとに出荷箱数を入力し、JA等の集出荷団体がその情報をシステム上で把握します。
 従来はFAXで報告していましたが、より簡単かつ確実に報告することができます。


◎出荷予測が見える化!

◎刈り取られたキクは
 市場など実需者との取引では、出荷時期や量などの情報を随時提供することが重要です。
 集出荷団体では、実際の作業日や生育状況が反映された精度の高い出荷予測を、グラフ等によりリアルタイムで把握できることにより、有利販売や契約栽培につなげていくことが期待されます。


取材協力:男鹿・潟上地区園芸メガ団地利用組合
◇記事編集◇

秋田県 農林水産部 園芸振興課 果樹・花き班 高橋 宏彰
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FAX:018-860-3822
秋田県 秋田地域振興局 農林部 農業振興普及課 担い手・経営班 佐々木一総
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秋田県 農林水産部 農林政策課 企画・広報班 長井 拓生
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