北秋田地域のアスパラガス

県北:北秋田地域
(大館市)
北秋田地域
 北秋田地域のアスパラガスは、作付け面積は44ha(R元計画)で県内2位、販売額は114百万円(H30実績)で県内3位で、県内でも有数の産地となっています。さらに、近年は大規模生産に取り組む法人が増加しており、更なる産地拡大が期待されています。
 アスパラガスは、収穫作業が手作業で、腰に負担のかかる体勢での作業になるなど、園芸品目の中でも特に労力のかかる品目ですが、秋田県においては、春の訪れを告げる園芸品目として重要な存在となっています。
 露地栽培では、一度植え付けると、数年から十数年間収穫することができ、大きく分けて5月の春どりと6月以降の夏どり(長期どり)の2回収穫されます。
 ここではアスパラガス産地の旬な情報をお届けします!

第3回 来年に向けて準備万端です!

◎収穫を終えたアスパラガス

黄化したアスパラガス
 収穫期間が終わったアスパラガスは、青々としていた茎葉が、すっかり黄色くなっています。
 これは、光合成で作られた養分が、気温の低下とともに茎葉から根に運ばれたためです。養分は冬の間、根に蓄えられ、翌年の春芽(はるめ)の栄養となります。
 この時期、来春の収穫に向けて、病害虫の防除作業が行われます。




◎収穫後に、もう一手間

収穫されたアスパラガス
 茎葉が黄化した後は、畝(うね)間に堆肥や土壌改良資材を散布し、よりよい土壌環境を作るとともに、根に酸素を供給するため、根を傷つけない程度の深さで耕します。
 高品質なアスパラガスを生産するためには、この一手間が大切です。




◎さらにもうひと頑張り!

春に行う株焼き作業(参考)
 高品質なアスパラガスを採るため、もうひと頑張りです。
 茎葉が十分に黄化した後、株元から刈り取ります。刈り取った茎葉は病害虫の発生源になるため、ほ場内に残さないよう、きれいに処分します。さらに、刈り取った後の切り株や土壌表面を、写真のようにバーナー等で焼くことで、害虫や病原菌の密度を減らします。
 こうした作業をしっかりと行うことで、次の収穫期における病害虫の発生を抑えます。





取材協力:大館市アスパラガス生産者
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秋田県北秋田地域振興局 農林部 農業振興普及課 企画・振興班 佐々木 裕太
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