花きスマート農業技術実証

大規模花き経営体
(品目:キク)
秋田地域
 小ギクの生産現場では、大規模化に向けた効率的な生産体系の確立が課題となっています。こうした課題に対し、県では、需要期の安定出荷と作業の省力化を図るため、スマート農業の導入を進めることにしており、今年度から2年間、男鹿・潟上地区園芸メガ団地において実証試験を実施します。
 ここでは、ほ場づくりから収穫・調整までのスマート農業一貫体系について、動画を交えながら情報提供します!


 ※本実証課題は、農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(課題番号:花B01、課題名:先端技術の導入による計画的安定出荷に対応した路地小ギク大規模生産体系の実証)」(実施主体:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)の支援により実施しています。




第2回 電照操作による開花調整

◎メガ団地の全景(空撮)

メガ団地の全景(空撮)
キクはお盆や彼岸が大きな需要期となります。お盆の需要期まで残り1か月となり、園芸メガ団地では、5月に定植された小ギクが生長して、ほ場全体が緑色に色づいてきました。



◎実証ほ場も生育は順調です

実証ほ場も生育は順調です
前回紹介した半自動乗用移植機で定植された小ギクの現在の様子です。
移植以降は好天に恵まれ、順調に生育しており、出荷に向けた管理作業が進められています。


◎露地電照が設置されました

◎露地電照が設置されました
露地電照の実証ほ場では、耐候性赤色LED電球が設置されました。

●露地電照とは
キクの長日条件(光が当たる状態)で花芽ができなくなる性質を利用して、夜間に電気を点灯して栽培することで、開花期を人為的に調整する技術を電照栽培といい、露地での電照栽培を「露地電照」といいます。



◎夜間電照中です!

夜間電照中です!
午後11時から翌朝4時までの間、写真のように電照しています。赤色LEDの光は、虫にとっては感知しにくいため、害虫が寄ってくる心配はありません。

◎電照モニタリングシステム

電照モニタリングシステム
電照の稼働状況をモニタリングするシステムです。電照の通電を感知する装置やカメラの他、温度、湿度、照度センサーが設置されており、これらのデータもモニタリングできるようになっています。


◎点灯状態をチェック!

点灯状態をチェック!
●画面上部:定点カメラの映像
●画面下部:温度・湿度・照度の推移

ほ場から離れていても、スマートフォン等で電照が正常に動作しているかをチェックできます。万が一、消灯してしまうなどのトラブルが発生した場合は、メールで状況が通知されるため、安心です。


◎作業の動画はこちら



取材協力:男鹿・潟上地区園芸メガ団地利用組合
◇記事編集◇

秋田県 農林水産部 園芸振興課 果樹・花き班 高橋 宏彰
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秋田県 秋田地域振興局 農林部 農業振興普及課 担い手・経営班 佐々木一総
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