由利地域のアスパラガス

県南:由利地域
(由利本荘市、にかほ市)
由利地域
 本県ではアスパラガス栽培が盛んであり、その中でも由利地域は年々栽培面積が増加するなど、勢いのある地域です。現在、作付面積が県内1位の54ha(H30年度計画)、販売額が2位の176百万円(H29年度実績)の規模となっており、今後も増加する見込みとなっています。
 アスパラガスの栽培は、4〜5月の春芽の収穫から始まり、その後、親茎を立てる作業(立茎作業)を行います。その親茎で光合成をすることで、貯蔵根に養分が蓄えられ、6〜9月までの夏芽の収穫と続きます。
 また、由利地域では、本県で主流の露地栽培だけでなく、春の早い時期から出荷できるハウス栽培も増えており、生産の拡大が期待されています。

第3回 夏芽(なつめ)の出荷が始まりました

◎アスパラガスのほ場の様子

アスパラガスのほ場の様子
露地栽培のほ場の様子です。立茎作業(りっけいさぎょう)で伸ばした親茎が2mほどの高さになっています。枝分かれした茎から擬葉(ぎよう)が伸び、ボリュームが出てきました。

●立茎作業(りっけいさぎょう)とは
アスパラガスの貯蔵根に養分を蓄えるため、アスパラガスを収穫せずに伸ばす作業のこと。
●擬葉(ぎよう)
針状の葉のような形をした茎のこと。

◎夏芽の萌芽(ほうが)の様子

夏目の萌芽(ほうが)の様子
露地栽培よりも早く立茎作業を行ったハウス栽培では、親茎のそばから夏芽が続々と萌芽しています。露地栽培でもこの後、一気に萌芽量が増えていきます。

●萌芽(ほうが)とは
芽が出てくること。

◎栽培講習会の様子

栽培講習会の様子
アスパラガスの栽培講習会の様子です。生産者の皆さんは、品質の良いアスパラガスを消費者の皆さんに届けるため、管理のポイントなどを日々学んでいます。


◎ハウス栽培では夏芽の収穫が盛期を迎えており、この後、露地栽培でも盛期を迎えます。県内や首都圏のスーパーで販売されますので、ぜひご賞味ください。

取材協力:JA秋田しんせい アスパラガス生産者                                                             
◇記事編集◇

秋田県由利地域振興局 農林部 農業振興普及課 産地・普及班 伊藤 晶
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